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 テニスが「うまくなりたい」・「試合に勝ちたい」  「ワンステップ上達したい」・「テニスに悩みがある」  「生涯テニスをしたい」など、こんな人に少しでもお役にたてられたらと思います。
2007年03月22日 (木) | 編集 |
***** 今回のレッスン *******

@こうすれば効果的に下半身が使える(サービス編)
    
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@こうすれば効果的に下半身が使える(サービス編)

サービスほどリラックスして練習できるものはない。
とよく言われますが、練習では狙い通り打てるのに、試合になると不
安定になる・・・という人が非常に多いと思います。
これは、腕だけを使ったり、上半身だけでサービスしようとするため
に、力のない不安定な軌道のボールになってしまいます。

力のある安定した軌道のボールを打つためには、しっかりと下半身を
使うことです。

■ 親指の付け根あたりを意識しよう
緊張した試合になるとフォールトを恐れて、いわゆるボールを置きに
いきやすい。すなわち上半身だけで腕を振っていることが原因で、サ
ービスが不安定になります。
ほとんどの人が腕や手首の力を加減してサービスを入れるように調整
していますが、これでは力のないボールとなります。
しっかりと下半身を使って打つようにしていくべきです。

下半身に意識を持つことにより、上半身だけで腕の振りを調節してい
ることを防ぐことができます。
下半身でもさらに、軸足の親指の付け根あたりを意識するようにして
みましょう。

親指の付け根あたりは、サービスの始めから打ち終わりまで唯一地面
に接しているところです。
サービスにおいては、動きの中心であり、力の起点となりますので重
要な部分です。

意識するところは理解されたと思いますので、それではこれをマスタ
ーするための練習方法を紹介します。

■ シングルスポールを軸足で踏んでサービスをしよう
親指の付け根でしっかり地面を踏みつける感覚をつかむために、軸足
でシングルスポールなどを踏んでサービスを打ってみましょう。
自然に親指の付け根あたりに重心がかかります。

振り始めから打点に向かうにつれて、踵を跳ね上げていき、さらに親
指の付け根で地面を踏みつける力が強くなるのがわかると思います。

■ 軸足の一本だけで立ってサービスをしてみよう
軸足一本だけで立ち、親指の付け根あたりでしっかりと地面を踏みつ
けることで意識が下半身にいきます。
さらに、体軸が明らかに一本となります。

自由の利かない形となりますが、できるだけ当たりの良いボールを打
ってみましょう。
あまり力が入らないので何回も打っていると、少しずつ効果的に上半
身を使うようなフォームになってくることがわかります。
・・・それがあなたの最適な上半身のフォームでしょう。
   
効果的な上半身の使い方と下半身を意識すること。
どちらも身に付けることができますので、是非練習に取り入れてみて
ください。
私もこのようなステップを踏んで、サービスを覚えました。
フォーム或いはボールが乱れてきたと思ったら、この練習で身に付け
たフォームを思い出して、自分を信じて打つことを心掛けています。


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 練習に使った時間と体力消耗に見合う成果を得てなければ、単なる
 自己満足になってしまいます。
 自分への投資に対する効果を定期的にチェックしましょう。

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『克服できない課題はない。大事なことはチャレンジする気持ち。
固定観念を持たずに現状打破する勇気を持とう。』
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★ みるみる上達するテニス理論へのお問合せ先 ★
  
  メールアドレス   aki_tennis_one@yahoo.co.jp
  発行人氏名     秋山 郁夫
  発行人サイト    http://aki0310.blog61.fc2.com/

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2007年03月05日 (月) | 編集 |
***** 今回のレッスン *******

 @突然、打ち方を忘れてしまった!
一体どうしたというのだ!
                    №22
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@突然、打ち方を忘れてしまった!
一体どうしたというのだ!

試合中、突然サービスが入らない!
フォアハンドが打てない!いったいどうしたと言うのだ。
とくに、緊張した場面でこのような現象が起こる事をよく耳にします。
・・・「イップス」という言葉をご存知でしょうか?

ゴルフをしない人でも一度や二度は、耳にしたことがあると思います
が、特に集中力を必要とするゴルフで最も多いとされています。
一種の精神的な障害ですが、一時的なケースもあれば長期にわたるこ
ともあります。
最近、私のまわりにおいても軽い症状ですが、このイップスにかかっ
ている人が見受けられ、相談に来られます。

今回は、イップスとはどのようなもので、どう対処したらいいのかを
説明していきたいと思います。

■ イップスとは
最初は、ゴルファーやピアニストから報告された症状だそうです。
イップス(Yips)は、聞き慣れない言葉だと思いますが、語源は、
「子犬が吠える」=「キャンキャン吠えてイライラする」という意味
でプロゴルファーのトミーアーマーが初めて使った表現と言われてい
ます。

最近はテニスプレイヤーにも多いと言われており、個人スポーツによ
く表れるようです。
イップスは神経に影響する心理的症状です。特に集中すべき場面にお
いてプレッシャーのため過度に緊張したときに起こります。
それが原因として筋肉が痙攣したり、硬直したりして、自分の考えて
いることが身体に伝わらず、また膝や足が思うように動かなくなった
りします。

突然、有名なピアニストの指が動かなくなったり、ゴルフではわずか
1メートルの距離からのパッティングを3メートルもオーバーしてし
まったりします。
あの尾崎健夫もこのイップスにかかり、長い間闘った一人です。
残り30センチもないパッティングをするとき、突然打ち方を忘れてし
まったと言います。

テニスでは、クルニコワも一時期イップスにかかり、サービスが全く
入らなかったことがあります。
合中、何の前触れもなく突然、膝が思うように動かなくなったりし、
サービス入らなくなったり、フォアハンドが打てなくなったりします。

また、自分では打ち方を思い出そうとしても、まるで記憶喪失になっ
たかのように打ち方を忘れてしまったりします。
あるいは、自分では知らずに軽いイップスにかかる場合もあります。

「僕もイップスにかかったのかなあ・・・サービスが入らないって
・・・?」
 それは、別の理由だと思いますが・・・。


■ しイップスにかかったら、どうしたらいいのか
残念ながら、今のところ治療法がないそうです。
しかし、次のようなことが解決策として考えられます。
・最高の結果を求めたり深刻に考えず、アバウトな気持ちでプレー
する。
・腕や手に意識を持たないで体全体を使って、全ての関節を使うくら
いの気持ちでスイングする。
・インプレー中は、足を動かし続けること。
・とにかくテニスを楽しむこと。
・メンタルトレーニングを受ける。

ネガティブなことを考える自分をよく理解した上で、それを上回るよ
うなポジティブなイメージを持つ事です。
それもできるだけ具体的にイメージをすることです。
要は「ポジティブ思考」、「プラス思考」であり、このイメージの持
ち方がうまくできれば、イップスを克服できるのではないでしょうか。

あるいは、勝敗にこだわらず、深刻に考えず、アバウトなプレーをし
てみてはどうでしょうか。

■ 突然イップスにかかるかも
イップスについては、誰もがかかる可能性のある精神的な症状である
ことです。
緊張状態になったとき、人それぞれ大小の感じ方がありますが、あら
ゆるスポーツで起こるということです。
テニスがイップスにかかるプレーヤーが多いのは、テニスというスポ
ーツは、メンタルにかかわる部分が多い表れではないでしょうか。

外部からのプレッシャーや自分の中で生じるプレッシャーによって、
普段はできていることが、急にできなくなってしまうことがイップス
です。
注意しましょう!
あなたも突然イップスにかかるかも・・・!


―――――――― 一口メモ ――――――――
【試合でベストな実力を発揮するためには】
 
 ずばり、「悩み事をもつな」です。
 人間は、悩み事をもつと口が重たくなりますよね・・・。
 テニスも同様で動きが鈍くなります。
 「相手が自分よりうまそうだ。」
 「相手が何を考え、次にどこへ打ってくるのだろうか。」
 また、「観客から自分への評価」など、またまた私生活まで色々と
 あると思います。
 
 逆に心が軽いと会話もスムーズですよね。
 テニスも自然と動きが滑らかになります。
 だから、悩み事を作らない事がベストを尽くせることにつながりま
 す。
 結構、当たっているのではないでしょうか。
 しかし、人は少なからず悩みを持っているものです。
 この悩みをなくす方法があるとしたら、知りたいと思いませんか?

 試合前や試合中の悩みをよ~く分析してみると、「悩みの本質」は
 99%が自分の思い込みによるものではないでしょうか。
 この思い込みをなくすと自然とプラス思考になりやすくなり、物事
 をポジティブに考えられるようになります。
 その結果、ベストな動きで試合に臨むことができると考えます。
 
 
   
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 練習に使った時間と体力消耗に見合う成果を得てなければ、単なる
 自己満足になってしまいます。
 自分への投資に対する効果を定期的にチェックしましょう。

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『克服できない課題はない。大事なことはチャレンジする気持ち。
固定観念を持たずに現状打破する勇気を持とう。』
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